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丸山林平「定本古事記」

- 中巻 -

【 神武天皇 】

原 文
然後、將レ整二登美豐古一之時、歌曰、 美綾美綾斯 久米能古良賀 阿波布爾波 賀美良比登母登 曾泥賀母登 曾泥米綾那藝弖 宇知弖志夜揺牟 又、歌曰、 美綾美綾斯 久米能古良賀 加岐母登爾  宇惠志波士加美 久知比比久 和禮波和須禮士 宇知弖斯夜揺牟 又、歌日、 加牟加是能 伊勢能宇美能 意斐志爾 波比母登富呂布 志多陀美能 伊波比母登富理  宇知弖志夜揺牟
読み下し文
然の後、登実豐古を撃ちたまはむとせし時、歌曰ひたまひしく、 (一二) みつみつし 久米の子らが 粟生には かみらひともと そ根がもと そ根芽つなぎて 撃ちてしやまむ 樸、歌曰ひたまひしく、 (一三) みつみつし 久米の子らが 垣本に 植ゑしはじかみ 口ひびく 我は忘れじ 撃ちてしやまむ 樸、歌曰ひたまひしく、 (一四) 神風の 伊勢の海の 大石に 匍ひもとほろふ 細螺の い匍ひもとほり 撃ちてしやまむ
丸山解説
〔阿波布〕粟の畑。〔賀美良〕「小韮」または「香韮」の転。「にら」の古称。みら。「賀」は漢音「カ」。〔曾泥賀母登〕其根が茎。其の根の本。〔曾泥米綾那藝弖〕其根芽つなぎて。ただし、草の根かきわけても(登美豐古を見つけ出して)の意。〔波士加美〕さんしょう。
田中孝顕 注釈

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